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義父が「18歳の壁」に向き合っている話を、記録として書いていくことにした

私は義父という立場で、重度知的障害・自閉症の子どもの親になりました。

妻とは学生時代の同級生で、子どもがいることも、障害があることも、再婚前から知っていました。子どもとも、小さいころに何度か会ったことがありました。

久しぶりに再会したとき、体はずいぶん大きくなっていました。でも話し方も、笑い方も、好きなものも——昔のままでした。

目次

一緒に暮らし始めて気づいたこと

最初に苦労したのは「目が離せない」ということでした。

家の中にいる間、ずっと視界に入れておかないといけない。どこにいるか、何をしているか、常に意識していないといけない。慣れるまで、気を張り続けていることで疲れました。

常時監視しているわけではないのですが、頭の片隅に「今どこにいる?」という問いがずっとある感じです。最初の数ヶ月は、じわじわと体力を削られていく感覚がありました。今は日常になったので特に意識しなくなりましたが。

18歳まで、あと4ヶ月

子どもは今17歳。今年の10月に18歳になります。

今月(2026年6月)から、卒業後に通う生活介護事業所の実習と面談が始まりました。支援学校の高校3年生として、来年3月に卒業予定です。

「18歳の壁」という言葉を聞いたことがある方もいるかもしれません。障害のある子どもが18歳を迎えると、制度・環境・お金のあらゆる面で大きな変化が起きます。

今動いているのは、主にこの3つです。

成年後見
18歳になると、親であっても子どもの法的手続きを代わりに行う権限がなくなります。銀行口座の管理から行政手続きまで、後見人なしでは動けなくなる場面が出てきます。10月の誕生日以降、横浜家庭裁判所への申立を予定しています。

生活介護施設への移行
学校を卒業すると、放課後デイサービスから生活介護施設への移行が待っています。

現在は放課後デイが17時30分ごろに自宅まで送ってきてくれています。生活介護に移行すると、終わりの時間がおそらく15時ごろになります。送迎のある施設を希望して探していますが、入所する時点で送迎の空きがあるかどうかは、その時になってみないとわかりません。

今月から校内実習が始まりました。いつもの授業とは違い、作業をして終わったら報告する、という練習をしているようです。子どもにいつもとは違う疲れが見えています。現場の施設に実際に行く実習は、今月後半からです。

送迎の問題、帰宅時間の問題——どう対応するかはまだ決まっていません。私も妻も仕事があります。それでもなんとかしないといけない、という状況の中にいます。

障害年金
知的障害の場合、障害基礎年金は20歳から受給できます(20歳前障害として扱われます)。申請準備は19歳9ヶ月ごろから動けるので、まだ先の話ですが見通しとして持っておく必要があります。参考:日本年金機構 障害基礎年金の受給要件

なんで書こうと思ったか

理由は2つあります。

ひとつは、自分の記録のためです。手続きや制度は複雑で、やったことを忘れてしまいます。何をいつどこでやったか、どう感じたかを残しておきたい。

もうひとつは、同じ立場にいる方の参考になればと思うからです。ネットで調べても、当事者の父親が書いた実録はほとんど見つかりませんでした。特に義父という立場は、ほぼ情報がありません。制度のことを調べてもよくわからなかった、誰かの「うちはこうだった」が読みたかった——そう思ったことが何度もありました。

なお、制度や手続きに関する内容は、身近に行政書士がいるため確認しながら書いています。ただし私自身は専門家ではありません。詳細は必ず専門家や各行政窓口にご確認ください。

ここに残していくこと

  • 成年後見の申立(準備・費用・手続きの実録)
  • 生活介護施設の選び方と移行の記録
  • 障害年金の申請(20歳になったら動く予定)
  • 義父という立場から考えてきたこと

しんどいことも多い時期ですが、こういう状況を一人で抱えている方が少しでも「自分だけじゃない」と思えたら、それで十分です。


2026年6月時点の情報をもとに書いています。制度は変わることがあるため、必ず最新情報をご確認ください。
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